Frontiers of Gender Studies ジェンダー研究のフロンティア
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プロジェクト編成の概要 プロジェクトA プロジェクトB プロジェクトC プロジェクトD 統括プロジェクト


F-GENSは、2005年3月にアドヴァイサリー委員会による外部評価を受け、間プロジェクト研究事業を再編成しました。「ジェンダー平等指標のパネル調査」を、プロジェクトB事業に移行し、「文化表象データベース」は、プロジェクトDの事業として推進します。なお、連携研究「アジア認識とジェンダー」は、2005年度をもって終了し、各プロジェクト間の連携をより一層明示的にし、間アジア的対話に基づく研究を深める事業の展開をはかります。具体的には、2005年度から、統括プロジェクト「ジェンダー研究と<アジア>」を設置して、ジェンダー政策とジェンダー平等指数を提示し、ジェンダー概念の再検討とアジアにおけるジェンダー研究ネットワークの形成を図って行きます。
F-GENSのCOE研究経費を用いて行われる調査 ・実験対象者を扱う研究は、 すべてお茶の水女子大学COE研究倫理委員会が定める規定に従って行われます。 詳細はこちら「COE倫理綱領」 「認可申請書 (2006年3月6日改訂版)」
F-GENSの研究成果及び研究者ならびに調査対象者など研究に関係する個人の権利と利益を守るために、「F-GENS調査データ等取扱いに関する申し合わせ」を制定しました。(2005年5月26日)

 
プロジェクトA [政策と公正]
ジェンダー公正と多文化共生に基づく公共政策と男女共同参画社会形成の諸条件の解明
 

事業推進担当者:足立眞理子、伊藤るり、*戒能民江、熊谷圭知

COE学内研究員:荒木美奈子、三浦徹
COE研究員:大木直子、太田麻希子、大野聖良、小川真理子、奥村則子、佐藤美和、小林淳子、中村雪子、山本千晶
教務補佐:小口恵巳子

 
日本の男女共同参画社会を含め、広くアジアにおいて、ジェンダー公正と多文化共生が可能な社会の形成をめざして、人権、家族、暴力、政治参加、司法、移民、多文化共生に関する公共政策について、政策形成、決定、実施、評価の各段階におけるジェンダー分析を行います。それとともに、政治主体としての女性の形成過程と、それによる政治システムの変容を比較分析し、公共政策をジェンダー公正な政策過程へと再構成するための理論構築を行います。またNGOと連携し、日本における人身売買データブックの作成を目的として調査研究を行います。
 
サブプロジェクト
 
A1 アジアにおけるジェンダー政策とその評価に関する研究
A2 アジアにおける国際移動とジェンダー配置に関する研究
A3 ローカル・センシティヴな「開発とジェンダー」政策の構築に関する研究
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プロジェクトB [少子化とエコノミー]
少子化とエコノミーの相互関係の解明と政策作用についての研究
 

事業推進担当者:篠塚英子(リーダー)、永瀬伸子、水野勲、御船美智子

COE客員研究員:鄭躍軍、水落正明
COE研究員:李秀眞、石塚浩美、尾崎裕子、竹沢純子
教務補佐:栗本京子、中野裕美子、山谷真名

 
加速化する少子化、その原因と結果に、経済がどのように作用しているのかを、急転換する経済下での雇用形態の流動化・多様化・不安定化、アンペイドワーク/ペイドワークの配置、生活場面 での貨幣・時間・空間の配分との相互関係を検討し、ジェンダーの視角から少子化対策、家族・社会保障・経済政策を再構成します。
 
サブプロジェクト
 
B1 家族・仕事・家計に関する国際比較:韓国・中国パネル調査
B2 少子化と雇用・時間・空間・貨幣のジェンダー平等
B3 労働組合調査にみるジェンダー平等 
B4 ジェンダー平等指標のパネル調査
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プロジェクトC [身体と医療・科学・技術]]
医療・科学技術の進展と「身体・生殖・性別」の再構築
 

事業推進担当者:小川眞里子、*舘かおる、柘植あづみ、原ひろ子

COE学内研究員:棚橋訓
COE客員研究員:根村直美、武藤香織、中山まき子
COE研究員:水島希、三村恭子
教務補佐:熊谷孝子
 

 
「身体」「生殖」「性別」認識等に関わる問題群のジェンダー視点からの解明と課題の整理を行い、 生涯にわたる性に関する事柄(性アイデンティティ、性と生殖と健康等) に対応する新しい知見を、アジア地域の特殊性と普遍性相互の観点から提示します。 また、人のゲノム解読プロジェクト後の新遺伝学研究、生殖技術、再生医学研究 (ES細胞や体性幹細胞、クローンなど)の生物医学研究に内在するジェンダー・バイアスを解明し、 今後の法的、倫理的、社会的側面において示唆的な方向性を明らかにします。 科学技術の進展によって提示される「身体・生殖・性別」をジェンダーの視点から再考することによって、 ジェンダー公正と多様な属性の人びととの共生を目指すことを目的とします。
 
サブプロジェクト
 
C1&C2&C5 「アジア」における「ジェンダーと科学技術史・政策」に関する研究
C3 ポストゲノム時代における生物医学とジェンダーに関する研究
C4 「開発」と「性と生殖の健康/権利」に関する研究
C6 「多様なセクシュアリティ」に関する研究
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プロジェクトD [理論構築と文化表象]
社会の液状化とグローバル化に即応したジェンダー理論の構築と文化表象の解明
 

事業推進担当者:天野知香、石塚道子、菅聡子、*竹村和子

COE学内研究員:戸谷陽子
COE客員研究員:越智博美、小山直子、高橋裕子
COE研究員:味岡京子、井方真由子、江澤美月、川原塚瑞穂、武内佳代、丹羽敦子、宮内裕美
 

 
「ジェンダー」概念を再検討する過程で、西洋・非西洋の二元論を超え、現在のローカル/グローバルな政治地勢に即応する新しい理論的視野を模索します。またジェンダーの文化表象の批判的読みを通 じて、個人の性認識、家族観、集団的アイデンティティ、政策に通底する認識レベルでのジェンダーの偏向を解明し、理論・運動・政治の有機的連動性を、批評理論を踏まえて構築します。
 
サブプロジェクト
 
D1 英語圏におけるジェンダーの文学/文化表象と理論のローカル/グローバルな生産・受容・批評の分析
D2 ジェンダーに基づく視覚表象の分析と理論
D3 近代国民国家の形成とジェンダー表象の連関をめぐる分析研究
D4 文化表象データベース作成
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間プロジェクト研究事業
統括プロジェクト「ジェンダー研究と〈アジア〉」

事業推進担当者:全員

COE学内研究員:棚橋訓
COE客員研究員:杉橋やよい、申琪榮(日本学術振興会・外国人特別研究員)
COE研究員:新ヶ江章友、土野瑞穂、臺丸谷美幸

2005年度より、F-GENSは、間プロジェクト研究事業を、統括プロジェクト「ジェンダー研究と<アジア>」として再編成しました。今後は、各プロジェクト間の連携をより一層強化し、間アジア的対話に基づく研究を深める事業の展開をはかります。

ジェンダー研究と<アジア>
 
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