ジェンダー研究の国際的拠点 - お茶の水女子大学 ジェンダー研究センター
 

ジェンダー研究センター(IGS)とは

設立目的

ジェンダー研究センター(IGS)は,平成8年5月にお茶の水女子大学内に設置された学内共同研究教育施設です。本研究センターはジェンダーに関する総合的・国際的な研究を行い,研究者の育成に資することを目的にしています。

沿革

お茶の水女子大学は、1875年に日本で初の国立の女子教員養成学校として創設されました。1949年に新制大学として発足し、2004年に国立大学法人となった、女子教育の長い歴史を有する大学です。
ジェンダー研究センターの歴史は、1975年設立の女性文化資料館に遡ります。文部省令により、日本の大学で初の女性に関する専門的資料館として誕生しました。1986年に女性文化研究センターに改組し、1996年には、外国人客員教授の招へい制度が設置され、国際的なジェンダー研究を目指すジェンダー研究センターとなりました。
2003年には、本センターと大学院ジェンダー関連三専攻を拠点として、21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア」が採択されました。その成果の一環として、博士前期課程ジェンダー社会科学専攻、後期課程ジェンダー学際研究専攻が、お茶の水女子大学大学院に設置されています。本センターはさらに、大学院、学部教育と連動しながら、国内外のネットワークを活用し、研究、教育活動を展開しています。

お茶の水女子大学ジェンダー研究センターの歩み

出来事
1875 東京女子師範学校(お茶の水女子大学の前身)開校
1949 お茶の水女子大学設立
1975 国際女性年第1回世界女性会議、メキシコ・シティで開催
女性文化資料館設立
1979 国連総会「女性差別撤廃条約」採択
1980 第2回世界女性会議、コペンハーゲンで開催
1985 第3回世界女性会議、ナイロビで開催
日本政府、「女性差別撤廃条約」批准
「男女雇用機会均等法」成立
1986 女性文化研究センター設立
1993 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程人間発達学専攻「女性学講座」を創設
1995 第4回世界女性会議、北京で開催
1996 ジェンダー研究センター(IGS)設立(日本の大学では初めての「ジェンダー研究」を目的とする研究施設)
1997 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士前期課程発達社会科学専攻「開発・ジェンダー論コース」設置
1998 大学院人間文化研究科博士後期課程「女性学講座」を人間発達科学専攻「ジェンダー論講座」に改組
1999 「男女共同参画社会基本法」成立
2000 国連特別総会「女性2000年会議」、ニューヨークで開催
2003 お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア(F-GENS)」採択
2004 国立大学法人 お茶の水女子大学設立
ジェンダー研究センターは学内共同研究教育施設として継続
2005 大学院人間文化研究科博士後期課程「ジェンダー学際研究専攻」設置
2006 大学院人間文化研究科博士前期課程「ジェンダー社会科学専攻」設置
2007 大学院人間文化研究科を人間文化創成科学研究科に改組
   

 

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