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2007/12/22-23 若手支援フィールドワーク・ワークショップ フィールドワークと「危機管理」―ジェンダーの視点から―参加者募集中(申込締切 11/30)

2007年度(第4回)若手支援 フィールドワーク・ワークショップ
フィールドワークと「危機管理」―ジェンダーの視点から―

日時:2007年12月22日(土)13:00〜18:00
          23日(日)10:00〜13:00
場所:お茶の水女子大学(教室未定)
内容:
【趣旨】
フィールドワークとは、調査研究者が自らの身体を、調査対象の日常生活世界に晒す行為にほかならない。調査相手とのラポールの形成のために、調査研究者はより深い関係性を求めようとする。しかし、そこには、精神的にも肉体的にもさまざまな困難や危険がつきまとう。調査研究者たちは、こうした困難や危険をどのように自覚し、回避し、調整しながら、持続的なフィールドワークを実践しているのだろうか?その中で,調査研究者が女性(男性)であることは、どのような制約と可能性をもたらすのだろうか?フィールドワークの身体的困難さと、私たちの世界と彼/女らの世界との落差を乗り越えた、共感的な理解の構築はいかにして可能だろうか?
  この講座では、「危ないフィールド」で調査を実践してきた3人のアクティブな若手女性フィールドワーカーをゲストに招いて、自らのフィールドワーク観とその体験、方法論を語ってもらい、そこに、参加者の体験を交差させることを通じて、フィールドワークの「危機管理」のあり方とそれを越えた理解の方法を共有したい。

【講座スケジュール】
   12月22日(土)
     13:00〜13:15 趣旨説明 熊谷圭知(お茶の水女子大学)
     13:15〜16:00 ゲストのフィールドワーク体験・方法・問題提起/質疑応答
     13:15〜14:05 西 芳実(東京大学総合文化研究科助教/東南アジア近現代史/インドネシア、アチェ、紛争、自然災害)「『紛争地』でのフィールドワーク:インドネシア・アチェ紛争における地域研究者」
     14:05〜14:55 寄藤晶子(松本大学観光ホスピタリティ学科専任講師/人文地理学/日本、公営ギャンブル、競艇場、女性従業員)「“公営ギャンブル場”でのフィールドワーク:『困難』はどこにあるか」
     15:00〜15:50 遠藤 環(京都大学東南アジア研究所研究員/開発経済学/タイ、バンコク、スラム)「都市コミュニティにおけるフィールド調査:関係性の構築と変化」
     15:50〜16:00 休憩
     16:00〜17:00 参加者のフィールドワーク体験の提示と問題提起(一人15分程度:4〜5名)
     17:00〜18:00 提示された問題の確認/翌日の討論課題の整理
     18:30〜    懇親会(学内)

  12月23日(日)
     10:00〜11:30 グループ討論(ゲスト・昨日の問題提起者を含む4〜5人で1グループ)
     11:30〜13:00 総合討論/フィールドワークと危機管理

【応募要件】国内外・期間を問わずフィールドワークの経験がある大学院生または若手研究者・実務者(所属は問いません)。ワークショップの議論に積極的に参加し、フィールドでの体験や問題意識を報告者や他の参加者とシェアすることを要件とします。また今回のワークショップで、自分のフィールドワーク経験にもとづき、今回のテーマに関連した問題提起を行なってくださるファシリテーターを募集します(応募後に、簡単な要旨を提出して頂きます)。ご希望の方は申込の際にお知らせ下さい。応募者多数の場合は、お茶の水女子大学COE関係者を優先します。
【参加費用】無料
【募集人員】20名(ファシリテーター4−5名程度)。
【申込締切】11月30日(金)
【申込方法】件名を「フィールドワーク講座」とし、氏名、連絡先、所属、フィールド経験(場所、期間、調査の内容など)を明記の上、info_fgens_a3@yahoo.co.jp宛てにお知らせ下さい。


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