Frontiers of Gender Studies ジェンダー研究のフロンティア
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医療・科学技術の進展と「身体・生殖・性別 」の再構築
 

事業推進担当者:小川眞里子、*舘かおる、柘植あづみ、原ひろ子

COE学内研究員:棚橋訓
COE客員研究員:根村直美、武藤香織、中山まき子
COE研究員:水島希、三村恭子
教務補佐:熊谷孝子

 

「身体」「生殖」「性別」認識等に関わる問題群のジェンダー視点からの解明と課題の整理を行い、生涯にわたる性に関する事柄(性アイデンティティ、性と生殖と健康等)に対応する新しい知見を、アジア地域の特殊性と普遍性相互の観点から提示します。また、人のゲノム解読プロジェクト後の新遺伝学研究、生殖技術、再生医学研究(ES細胞や体性幹細胞、クローンなど)の生物医学研究に内在するジェンダー・バイアスを解明し、今後の法的、倫理的、社会的側面 において示唆的な方向性を明らかにします。科学技術の進展によって提示される「身体・生殖・性別 」をジェンダーの視点から再考することによって、ジェンダー公正と多様な属性の人びととの共生を目指すことを目的とします。
 

C1 「アジア」における「身体」と「性別」認識に関する研究

事業推進担当者:小川眞里子、*舘かおる

COE研究員:水島希、三村恭子
研究協力者:飯島亜衣、高橋さきの、柳原良江、弓削尚子、横山美和

 
EUやUSAなど科学技術史、科学技術政策にジェンダー視点を導入していった各国・地域の歴史と現状を把握し、その分析枠組みの検討や文献研究を行い、歴史研究を政策へと展開させる視座を構築していきます。今後は、「アジア」における「ジェンダーと科学技術・医療」領域の検討を行い、新たな見地の提起やカリキュラム開発へとプロジェクトを収斂させて行き、日本及びアジアの政策課題を明らかにしていきます。
 
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C3 ポストゲノム時代における生物医学とジェンダーに関する研究

事業推進担当者:*柘植あづみ

COE客員研究員:武藤香織
COE研究員:三村恭子
研究協力者:粥川準二、仙波由加里、小門穂、張瓊方、洪賢秀
 

 
ポスト・ヒト・ゲノム時代に入り、新遺伝学研究(たとえば、疾患遺伝子の解析・遺伝子検査・胎児/受精卵検査など)、再生医学研究(ES細胞や体性幹細胞研究)、生殖技術など人を対象とする研究が急激に進展しています。これら新しい生物医学研究および医療技術に対してジェンダーの視点からの調査研究を実施し、社会的、法的、倫理的諸側面 における示唆的な方向性を明らかにします。そのために月一回の研究会を開催し、若手研究者のための国際ワークショップ、招聘外国人教授による公開の国際シンポジウムを開催するなどの意欲的な試みを実施していきます。
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C4 「開発」と「性と生殖の健康/権利」に関する研究

事業推進担当者:*原 ひろ子

COE客員研究員:中山まき子
研究協力者:渡辺美穂 

 
日本及びアジアにおける「開発」と「リプロダクティブ・へルス/ライツ」の問題に焦点化し、アジアのなかでもその実態の地域差について把握することにつとめていきます。今後はフィリピンを研究対象地域とし、「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」と「暴力」の関係を法制定過程等の政策的取り組みについて検討します。
 
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C5 女性の身体観と「月経・妊娠・出産・閉経」の文化的・社会的変化に関する研究

 

 
波平恵美子事業推進担当者を中心に進められたC5の活動は、F-GENS Publication Series 6「日本・韓国・タイにおける学校性教育の調査および文献研究の予備的調査報告」(2005年3月)、F-GENS Publication Series 14「性と生殖・国家の政策」(2006年3月)にまとめられております。
今後のC5の活動は、C1&C2に引き継がれていきます。
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C6 健康/セクシュアリティとジェンダーに関する研究

COE客員研究員:*根村直美

研究協力者:佐藤(佐久間)りか、GHS研究会会員
 

 
「ジェンダーと健康」研究会(GHS研究会)を中心に若手研究者による研究会を構成し、各メンバーの研究テーマを相互検討していく。看護学、医学、社会学、文化人類学、地理学、開発学、人口学、哲学・倫理学などの各学問分野をジェンダーの視点から組みなおし、また女性のみならず男性の健康・セクシュアリティ、「自己決定」「自己意思」についての研究にも取り組んでいきます。
 
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