ジェンダー研究の国際的拠点 - お茶の水女子大学 ジェンダー研究センター
 

IGSの過去のイベントを年度別にご覧になることができます。

2011年度(平成23年度)

ディヴィア・トーリア=ケリー(Divya Tolia Kelly) 講演会

 

景観や記憶は、もっぱらナショナルなものとして、多数派の側によって作られ、語られてきました。トーリア=ケリーさんは、2000年代の人文科学の分野で重要な研究課題となっている物質性、情動、生成をキーワードにしながら、景観や記憶の問題を、人種化された移民の側から再構築する作業を進めています。
日時
2012年3月22日(木)14:00~16:00 *中止になりました
場所
お茶の水女子大学本館カンファレンスルーム(135室)
Speaker
Divya Tolia Kelly(Durham University, UK)
"Cultures of Belonging: Material Cultural Geographies of Nation and Home in British Heritage Spaces"
(帰属することの文化:英国の遺産空間における国民とホームの物質文化の地理)
Commentator
Akwi Seo(Ochanomizu University)
*使用言語:英語(通訳付き)
参加
事前申込不要 どなたでも参加を歓迎します
主催
お茶の水女子大学大学院ジェンダー社会科学専攻
共催
お茶の水女子大学 ジェンダー研究センター
お問い合わせ
熊谷圭知 kumagai.keichi@ocha.ac.jp

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2011年度AIT ワークショップ
アジア工科大学院大学(AIT)×お茶の水女子大学学生交流
特別公開ワークショップ「災害とジェンダー」

 

ジェンダー視点で災害を考えると何が見えるのか?
災害はジェンダーに関連するどのような問題を浮き彫りにしたのか?
2011年3月11日・東日本大震災、同年10月に始まるタイの大洪水
異なる場所で大災害を経験した2か国の大学院生と研究者・実践者が、
現在進行形の問題に迫る
日時
2012年2月29日(水)13:00~17:00
場所
お茶の水女子大学 理学部3号館2階 会議室
学生パネル・ディスカッション
佐々木忍(アジア工科大学院大学)
タン・サムディ(アジア工科大学院大学)
スタンナード・ポリー(お茶の水女子大学大学院博士前期課程 開発・ジェンダー論コース)
高田千尋(お茶の水女子大学大学院博士前期課程 開発・ジェンダー論コース)
特別講演「宮城県からの報告」
八幡悦子(みやぎジョネット)
コメンテーター:池田恵子(静岡大学教員 東日本大震災女性支援ネットワーク)
事例報告「タイにおける《災害とジェンダー》」
フィリップ・ドニー(アジア工科大学院大学教員)
日下部京子(アジア工科大学院大学教員)

進行:申琪榮(お茶の水女子大学教員 ジェンダー研究センター)
コーディネーター:鳥山純子(お茶の水女子大学 大学院博士後期課程ジェンダー学際研究専攻)
コーディネーター:中村雪子(お茶の水女子大学 大学院博士後期課程ジェンダー学際研究専攻)
*使用言語:日本語・英語
*他専攻、他大学、学部生も参加できます

参加
要申込・参加費不要
主催
開発・ジェンダー論コース  ジェンダー研究センター
お問い合わせ・お申込み
お茶の水女子大学 ジェンダー研究センター igsoffice@cc.ocha.ac.jp

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国際ワークショップ「東アジアにおける『女性と科学/技術』」

 

日時
2012年1月30日(月)13:00~17:00
場所
お茶の水女子大学 学生センター棟4階 第5会議室
歓迎の辞 Welcome Speaker
舘かおる Kaoru TACHI(Ochanomizu Univ.)
基調講演 Keynote Speaker
小川眞里子 Mariko OGAWA(Mie Univ.)
登壇者 Session Speaker
Session 1:韓国および台湾 Korea and Taiwan
 Eun-Kyoung LEE(Chonbuk National Univ. Korea)
 Yen-Wen PENG(National Sun Yat-sen Univ.Taiwan)
 Li-Ling TSAI(National Kaohsiung Normal Univ.Taiwan)
 
Session 2:日本 Japan
 財部香枝 Kae TAKARABE(Chubu Univ.)
 河野銀子 Ginko KAWANO(Yamagata Univ.)
 三浦有紀子 Yukiko MIURA(The Univ. of Tokyo)

プログラムはこちらをご覧ください

*使用言語:英語
*この国際ワークショップは、お茶の水女子大学ジェンダー研究センター「『科学技術とジェンダー』 に関わる研究の諸局面の検討」研究プロジェクト の研究の一環です。

参加
事前登録・参加費不要。当日直接会場へお越しください。

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シンポジウム「ケア・エコノミーの現在:労働概念の拡張をめぐって」

 

日時
2011年11月22日(火)13:30~16:30
場所
お茶の水女子大学 学生センター棟4階 第5会議室
Speaker
Susan Himmelweit (The Open University)
Commentator
伊藤 誠(東京大学名誉教授)
堀 芳枝(恵泉女学園大学)
*使用言語:英語
参加申し込み
こちらのフォームからお申し込みください
主催
お茶の水女子大学 ジェンダー研究センター
助成
野村財団

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IGSセミナー【学内向け】「Asia and Gender after the Global Financial Crisis」

 

日時
2011年11月21日(月)13:30~16:30
場所
お茶の水女子大学 本館カンファレンスルーム(135号室)
Speaker
Sunanda Sen (ISID)
*使用言語:英語
主催
お茶の水女子大学 ジェンダー研究センター
共催
法政大学サステイナビリティ研究教育機構

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学内向け「ワークショップ」

 

日時
2011年11月17日(木)13:30~16:30
場所
お茶の水女子大学 学生センター棟4階 第5会議室本館カンファレンスルーム(135号室)
講師
Susan Himmelweit (The Open University)
*使用言語:英語
主催
お茶の水女子大学 ジェンダー研究センター

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アジアにおけるグローバル化とジェンダーの現在―マクロ経済と社会構築
「UNDP集中セミナー『ジェンダーとマクロ経済に関する能力構築』」パブリック・フォーラム
グローバル社会における平和構築のための大学間ネットワークの創成-女性の役割を見据えた知の国際連携-

 

フォーラム趣旨
 
21世紀の今日、人々の生活に与えるグローバリゼーションの政治的・経済的・文化的影響力を否定するものはいないでしょう。同時に、それらは深くジェンダー問題に関わっています。本シンポジウムは、とくに、アジア太平洋地域に焦点を絞りつつ、「マクロ経済とジェンダー」という視点から、現代のアジアの開発、社会再構築の諸問題を捉えなおそうという試みです。
  「マクロ経済とジェンダー」という課題は、財政・金融・税制・社会保障・貿易・投資・労働・生活時間・ケア・無償労働・国際移動など、従来の経済の水準においてジェンダー中立的に分析されてきた諸問題が、いかなる経路によってジェンダーと関わりあっているのかについて、明らかにするものです。それらは、国家と地方自治体・地域社会の関係において、政策・制度・文化慣習によって、そして災害など危機の顕在時においては、全く様相が異なって発現してきます。
 一段と激しく変動し、危機の諸相が顕在化している現在における、オルタナティブな開発と社会再構築について、新たな知の共有と実践を模索していきたいと思っています。
 ここに、皆さまのご参集を広く呼びかけます。
日時
2011年7月9日(土)10:00~17:00
場所
お茶の水女子大学 共通講義棟2号館201号室 徽音堂(講堂)に変更になりました
プログラム
9:30-10:00 受付  
10:00-10:40 開会の挨拶 ・羽入佐和子(お茶の水女子大学学長)
    ・八木浩治(UNDP東京事務所代表代行) 
10:45-12:00 基調講演 ・ダイアン・エルソン(エセックス大学)「グローバリゼーション下の金融・生産・再生産」
12:00-13:30 休憩  
13:30-15:15 マクロ経済とジェンダー ・マリア・フローロ(アメリカン大学) 「環境の危機と社会的再生産:連関を理解する」
    ・大沢真理(東京大学)「生活保障システムの比較ジェンダー分析が示すもの」
    ディスカッサント:足立眞理子(お茶の水女子大学ジェンダー研究センター長、日本フェミニスト経済学会代表)
15:15-15:30 休憩  
15:30-16:30 社会構築とジェンダー ・マリナ・デュラーノ(マレーシア・サインズ大学)「対アジアODAのジェンダーを探る」
    ・池田恵子(静岡大学)「災害リスク削減のジェンダー主流化:バングラデシュの事例から」
    ・竹信三恵子(和光大学)「日本の災害から見るジェンダー課題」
16:30-16:55 質問・討議  
16:55-17:00 閉会の辞  
 (日英同時通訳あり)
参加申込
参加費無料 WEBからの申し込みは締め切りますが、参加希望の方は、会場の受付で記帳の上、参加いただけます。
主催
お茶の水女子大学、国連開発計画(UNDP)
後援
外務省  内閣府男女共同参画局  独立行政法人 国際協力機構(JICA)  国際フェミニスト経済学会  新時代の女性による代替的開発グループ(DAWN)  ジェンダーとマクロ経済学に関する国際ワーキンググループ(GEM-IWG)
事務局
お茶の水女子大学 ジェンダー研究センター

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平成23年度 生活社会科学研究会シンポジウム

 

日時
2011年6月4日(土)13:45~16:00
場所
お茶の水女子大学 共通講義棟1号館 304号室
内容
13:45~14:00 総会
14:00~16:00 戒能民江先生講演『私のジェンダー法学研究』
16:00~18:30 懇親会(本館103室)
問合せ先
企画担当:小谷眞男(e-mail: kotani.masao@ocha.ac.jp)
共催
お茶の水女子大学 ジェンダー研究センター、花経会

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公開シンポジウム 「危機における国連機関の役割と戦略的ジェンダーの視点」(「国際社会ジェンダー論」連続講座第4回) 

 

ポスター  チラシ
日時
2011年5月18日(水)17:00~19:00
場所
お茶の水女子大学 本館カンファレンス・ルーム(135号室)
※参加申し込み多数の場合は変更有
コーディネーター 菅野琴 /司会 舘かおる
世界は今、国内外での武力的な対立や紛争の激化、気候変動や自然災害、放射能被害など、様々な危機的状況に直面している。このように地球規模で噴出する新たな状況に対し、国際社会、国連諸機関はどのように対処しているのであろうか。本シンポジウムは、特に国連諸機関の活動や、役割に焦点をあて、ジェンダー主流化も含めた、未来に向けての戦略的な視座にたって、この危機的な世界状況を見通すジェンダーの課題を考える。ゲストスピーカーには、国連機関で多くの経験を持つ日本人女性を迎え、危機を転回し得るジェンダーの関係性の構築を図るべく、活発な討議が行われる場としたい。

ゲストスピーカー
池上清子氏(国連人口基金東京事務所長)
「国連人口基金におけるジェンダー関連課題の諸局面」
国際基督教大学大学院で行政学を専攻。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)定住促 進担当、国連本部人事局行政官、ジョイセフ(JOICFP)調査計画部長、同企画開発部 長、国際家族計画連盟(IPPF)ロンドン資金調達担当官などを経て、2002年9月より現職。開発途上国での女性の健康、 性と生殖に関する健康/権利(SRH/RR)、人口と開発、HIV/エイズなど諸問題に取り組む。外務省ODA評価有識者会議委員、内閣官房長官諮問機関アフガニスタンの女性支援に関する懇談会メンバーなどを務め、保健分野NGO間のネットワーク構築にも寄与。著書に「有森裕子と読む 人口問題ガイドブック」(2004年 国際開発ジャーナル社)、「シニアのための国際協力入門」(共著、2004年 明石書店)などがある。

斎藤万里子氏(元国連開発計画(UNDP)職員、ジェンダーと開発コンサルタント)
「国連開発計画のジェンダー平等戦略と8ポイント・アジェンダ」
上智大学比較文化学部卒業、コーネル大学修士課程修了。在ホーチミン日本国総領事館専門調査員、国連開発計画(UNDP)開発政策局貧困削減部、同スリランカ事務所(復興支援・災害管理)を経て、同NY本部開発政策局ジェンダーチームにてUNDP/日本WID基金担当官を5年勤め、UNDP Gender Equality Strategy2008-2013の策定プロセスをリード。現在フリーのコンサルタントとしてUNDPジェンダーチームやモンゴル駐在事務所、欧州・CIS地域事務所のプログラム策定、研修、リサーチに従事。


菅野琴氏(元ユネスコ職員、お茶の水女子大学客員研究員)
 「人道支援か能力開発か??国連機関の葛藤」
上智大学とトロント大学大学院で社会学を専攻。ユネスコ職員としてバンコクやパリ本部に勤務。ネパール・カトマンズ事務所長も務める。お茶の水女子大学ジェンダー研究センター客員研究員。論文に「海外の女性/ジェンダー情報 ネパール女子奨学金制度」国立女性教育会館研究ジャーナル 2009-3, 13、「すべての人に教育を、ユネスコのジェンダー平等教育への取り組み 」国立女性教育会館研究紀要 2002, 6、「ネパールにおける女子の基礎教育参加の課題--ジェンダーの視点から」『ジェンダー研究』(お茶の水女子大学ジェンダ-研究センタ- 編・刊)2008-3, 11, (通号 28) などがある。
参加申込
参加費無料 お申し込みフォーム

問合せ先
お茶の水女子大学ジェンダー研究センター内 連続講座・公開シンポジウム事務局
〒112-8610 文京区大塚2-1-1
Fax: 03-5978-5845

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映画『女と孤児と虎』上映会×トークイベント

 

韓国から欧米諸国へ、海外養子として海を渡った子どもたちは、1950年代から今日に至るまで約20万人と言われます。海外養子や日本の在日コリアン、その他朝鮮半島にルーツをもちながら世界各地に散らば って生きる人々は、「コリアン・ディアスポラ」と呼ばれています。
 映画『女と孤児と虎』は、コリアン・ディアスポラの背景に横たわる、日本の植民地支配から朝鮮戦争、軍事政権下の高度経済成長と米軍支配に至る朝鮮半島の歴史、そして、沈黙を強いられてきた女性と子どもに対する暴力を明らかにしています。
 自身も海外養子でコリアン系デンマーク人であるジェーン・ジン・カイスン監督は、アーティスト、研究者、運動家などとして活動する20~30代の韓国系ディアスポラ女性たちの語りを通して、世代や民族を超えるフェミニストの視座から、海外養子の「遺産」を検証しました。
 日本の植民地時代に「慰安婦」とされた女たち、朝鮮戦争以後、米軍基地周辺でセックスワーカーとして働いてきた女たち。そして、海外養子として西洋へ送り出された女たち。3世代にわたる女たちの物語を、多様で多面的な語りという実験的手法を通じて示しながら、強いられた沈黙がもたらす歴史的トラウマが、どのように世代間で受け継がれてきたのかが明らかにされます。

日時
2011年4月30日(土)13:30~17:00 (開場13:00)
場所
お茶の水女子大学 共通講義棟 2号館102号室
内容
◆映画『女と孤児と虎』(The Woman, The Orphan, and the Tiger, 2010年)上映 72分
◆トーク: ジェーン・ジン・カイスン監督
       ガストン・ソンディン・クン共同制作者
 コメンテーター: 池内靖子(立命館大学)
            徐阿貴(お茶の水女子大学)
参加申込
参加費無料
問合せ先
お茶の水女子大学ジェンダー研究センター
igsoffice@cc.ocha.ac.jp

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日本フェミニスト経済学会2011年度大会

 

この度発生した東北地方太平洋沖地震および東京電力福島第一原子力発電所の事故により、多くの方々が命をおとされ、またさらに多くの方々が過酷な避難生活を余儀なくされており、被災地では、ジェンダーに敏感な、物的・人的支援をはじめとするあらゆる支援が必要となっています。
 2011年度日本フェミニスト経済学会は、このような時期に、このような時期であるからこそ、今大会の共通論題となる、日本における財政と社会保障に対するジェンダー予算分析というテーマが、震災の収束が見えない只中にあって、またこの後の社会再構築において、最大の政治的経済的課題の一つであると考えています。今後の政策・制度設計において浮上するであろう安易な「復興」言説に抗する、様々な運動の声を具体的に反映していくための重要な礎となるものと認識し、今大会を行うことを決定いたしました。
 以下に、大会共通論題報告を担当いただく、神野直彦さん(東京大学名誉教授)による共通論題報告要旨「日本の財政と社会保障とジェンダー」を掲載いたします。
どうぞ、学会員・非会員にとらわれず、自由にご参集ください。
 (足立眞理子)
共通論題報告要旨:日本の財政・社会保障とジェンダー(東京大学名誉教授 神野直彦)
 現在は「歴史の岐路」である。結論は二つしかない。破局か肯定的解決である。破局へと舵を切らないためには、財政と社会保障をジェンダーという視点から見直して、改革することだといってもいいすぎではない。
 「点」には長さも面積もない。ただ位置だけを示している。物事には必ず「点」がある。「点」を見失って改革を実施すれば、破局へと舵を切ることになる。
 市場社会は市場経済と財政という二つの経済から構成されている。市場経済は市場原理によって決定されるのに対して、財政は予算原理にもとづいて政治過程で決定される。予算とは財政現象を決定する文書である。
 財政の機能には資源配分機能、所得再分配機能、経済安定化機能の三つがあるといわれる。この三つの機能は、歴史的に継起して拡大してきたものである。財政の機能拡大とともに予算改革が唱えられてきたけれども、複式予算にしろ国民経済予算にしろ、これまでの予算改革は経済安定化機能にかかわって唱えられてきた。ところが、ジェンダー予算は「正義」という視点から唱えられている。
 政治過程で決定される予算原理では、「正義」は基軸的原則である。もちろん、租税原則でも正義の原則あるいは公平の原則は最も根源的な租税原則である。
 この「歴史の岐路」で租税の正義の原則も大きく転換する。それはジェンダーという視点と、環境という視点からの正義が決定的に重要となるからである。
 しかも、財政の主体である政府は、複数主体から成立する。財政機能の拡大と変容にともなって、複数主体の政府間財政関係も変化する。現在では中央政府に地方政府、それに社会保障基金という三つの政府から構成された政府間財政関係として、社会保障も位置づけられる必要がある。しかも、ジェンダーの視点からいっても、サービス給付へのシフトとユニバーサリズムが決定的に重要となる。
 「歴史の岐路」とは一つの時代が終わり、一つの時代が始まる転換期である。この前の「歴史の岐路」である1929年の世界恐慌では、「女性・子供の雇用労働に依拠した軽工業基軸の工業社会」が終わりを告げ、「「男性稼ぎ主」型を前提とした重化学工業基軸の工業社会」が始まった。現在の「歴史の岐路」ではこうした「「男性稼ぎ主」型を前提とした重化学工業基軸の工業社会」が終わりを告げ、「誰もが稼得活動に参加するソフト産業基軸の知識社会」が始まろうとしている。それだからこそジェンダーという視点からの財政・社会保障の改革が、歴史のアポリアを乗り越えることになるのである。
 (2011年3月11日12時20分)

日時
2011年4月16日(土)10:00~17:30
場所
お茶の水女子大学 共通講義棟1号館
内容
詳細は日本フェミニスト経済学会のHPをご覧ください
参加費
会員:2,000円
非会員:3,000円(学生は2,000円)
問合せ先
日本フェミニスト経済学会
協賛
お茶の水女子大学 ジェンダー研究センター

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お茶の水女子大学ジェンダー研究センター
〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1 Tel. 03-5978-5846 Fax. 03-5978-5845