ジェンダー研究の国際的拠点 - お茶の水女子大学 ジェンダー研究センター
 

IGS通信11号

2003年03月07日

お茶の水女子大学ジェンダー研究センターは、下記の要領で公開講演会を開催いたします。 シンシア・エンロー教授の公開講演会の第2回です。エンロー教授をお迎えして、1月16日の公開講演会、その後の夜間セミナーと毎回100人前後の参加者を迎えて開催してまいりましたが、いよいよ締めの講演会となります。大学内外に開かれた講演会ですので、どうぞふるってご参加ください。

シンシア・エンローIGS客員教授 第2回公開講演会のお知らせ

「軍事化の兆しを知るために ―フェミニズムが与えるいくつかのヒント―」
How Can We Tell If We Are Militarized?  Some Feminist Clues

シンシア・エンロー
お茶の水女子大学ジェンダー研究センター外国人客員教授
クラーク大学政治学・国際関係学教授

公開講演会の要項

開催日時: 2003年3月15日(土)午後2時~5時
開催場所: お茶の水女子大学理学部3号館7階701室
使用言語: 講演は英語で行われます。通訳がつきます。
参加費・資料代: 当日、配布する資料について実費をいただきます
交通機関: 営団地下鉄丸の内線茗荷谷駅、営団地下鉄有楽町線護国寺駅よりいずれも徒歩10分
申し込み方法: 別紙ファックス送信用フォーマットをご利用ください。E-mailでお申し込みになる場合は、フォーマットを参考に、お名前・連絡先等をはっきりとわかるようにご記入ください。
申し込み締切: 2003年3月13日(木)会場・資料準備の都合上、できるだけ締切日までにお申込ください。
申し込み先: お茶の水女子大学ジェンダー研究センター 3月15日公開講演会事務局 宛
(宛先を必ずご明記ください)
Fax: 03-5978-5845 URL: http://www.igs.ocha.ac.jp/ 

シンシア・エンロー教授送別会のお知らせ

昨年12月末に当センター外国人客員教授として着任された、シンシア・エンロー教授の滞在も、いよいよ3月で終了します。上記公開講演会(3月15日)の終了後、午後5時30分から、シンシア・エンロー先生を囲み、懇親を兼ねた送別会を開催いたします。会場は、本学附属図書館第二会議室です。なお、送別会への参加費として別途1500円を申し受けます。参加を希望される場合は、別紙フォーマットを参考に、3月13日(金)までに当センター宛にお申し込みくださいますようお願い申し上げます。

Information

★シンシア・エンロー外国人客員教授の小論「軍事化とジェンダー ―女性の分断を超えて―」(佐藤文香訳)が『思想』2003年第3号に掲載されました。これは"Conclusion: Decisions, Decisions, Decisions" in Maneuvers: The International Politics of Militarizing Women's Lives, University of California Press, 2000年の全訳です。翻訳をなさった佐藤文香さんはジェンダー研究センターの夜間セミナーにおいてコメンテーターをお勤めくださいました。皆様ぜひご一読ください。

★ジェンダー研究センターの夜間セミナー講義記録集、シリーズ「国際ジェンダー研究」(御茶の水書房)が3月8日(3月8日は国際女性デーです)に創刊されます。第1号は平成12年度にジェンダー研究センターに客員教授として赴任なさったタニ・E・バーロウ ワシントン大学教授による『国際フェミニズムと中国』(伊藤るり・小林英里訳)です。本書ではバーロウ教授の講義だけでなく、各回のコメンテーターの先生方のコメントも掲載しています。夜間セミナーにご参加下さった方も、いらっしゃれなかった方もぜひご一読ください。

★ジェンダー研究センターの研究プロジェクト「ジェンダーと健康」に関する研究の成果が根村直美編著『ジェンダーで読む健康/セクシュアリティ― ―健康とジェンダー?―』として明石書店より2月28日に刊行されました。2000年11月に刊行された原ひろ子・根村直美編著『健康とジェンダー』明石書店に続く第2弾です。こちらもぜひご一読ください。 ★平成11年1月~6月にジェンダー研究センター客員教授として赴任なさったアマリリス・トーレス フィリピン大学教授がジェンダー研究センターに赴任中に日本で行なった調査が本にまとまりました。来日したフィリピン人女性移住者を対象とした調査です。 Torres, A.T.; dela Cruz, Marlene G.; Magcuro, T. B. Mga Ina ng Bayan: Life Stories of Filipino and Japanese Women Community Leaders, Milflores Publishing, 2002.

★年報『ジェンダー研究』第4号で研究動向紹介として掲載された、国際女性大学(ドイツ・ハノーバー)の「移動」研究部門の成果が出版されました。平成13年度ジェンダー研究センター客員教授のミリヤナ・モロクワシチ=ミュラー パリ第10大学教授他編でCrossing Borders and Shifting Boundaries (Vol.I Gender on the Move, Vol.II Gender, Identities and Networks), Leske+Budrich, 2002.です。年報に上記研究動向を執筆した篠崎香子さんもVol.Iの編集に加わっています。

★シンシア・エンロー客員教授のインタビュー記事がふぇみん(婦人民主新聞)2003年2月15日号の1面を飾りました。

★来る4月からJosephine Chuen-juei Ho台湾国立中央大学教授がジェンダー研究センター客員教授として赴任の予定です。次回のIGS通信はHo教授の夜間セミナーなどをお知らせする予定です。

平成15年度会員登録更新のお願い

★IGS通信の会員登録は、本年3月末にて更改となります。本会員を継続してお申し込みの方は、平成15年度通信費・事務手数料1200円を小額切手にて、ジェンダー研究センターにご送付ください。有効期間は1年間、平成16年3月末日までとさせていただきます。なお、ご送付の際、封筒の裏にお名前とご住所を、封筒の表には「IGS通信」とご明記くださいますようお願い申し上げます。また、新規会員をご希望の方や、ご住所等に変更等がありました場合は、その旨ご一報いただけましたら幸いです。

発行:お茶の水女子大学ジェンダー研究センター (Institute for Gender Studies, the)
〒112-8610 文京区大塚2-1-1  Fax: 03-5978-5845
E-mail: igs@cc.ocha.ac.jp  URL:http://www.igs.ocha.ac.jp/

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